2010年 * Les salutations de nouvelle annee

詩人たちの春の宴

フランスで毎年3月の復活祭の前後に、詩人たちが街角やカフェに集ってマニフェスタシオンを行います。 この「詩人のマニフェスタシオン」は「詩人たちの春」というテーマで政府主導のイベントまで行われるようになりました。 冬の暗い日々から抜け出すこの時期は、日本でもやはり春を迎えて別れと出会い、そして命の切なさと喜びが交錯する不思議な色合いで満たされる「桜」の季節がやってきます。 日欧の文化交流をテーマに活動してパリに本部を置いている私たちのアソシアシオン“IAAD Euro-Japon(ASI Euro-Japon)は、この日本の美しい春を愛でる日本独自の詩人の日を設けたいと考えました。
桜のこの時期に、誰もが忘れてしまっている「詩人」的感情、そして「詩人」的洞察、論理、それらを呼び覚ます日にできれば素晴らしいことだと考えました。 年に一度詩人として春を愛でる。それは一体どんな日であり、どのように楽しむのか、それは皆さんそれぞれのアイデアで楽しんでもらえれば良いのですが、その一例として「詩人たちの春の宴」と題して詩人の日を楽しむパーティーイベントを開催することにしました。
この宴の第一回目は、詩人として独自のあり方を示され、多くの人々の共感を呼んだ明川哲也(ドリアン助川)さんを囲んで皆様とそれぞれの詩について思うことを語り合えればと思います。 そして、日本の詩の一つの形である「俳句」についてお話いただける俳人の方に語っていただき、参加者の皆さんで七五調の連歌を試みたいと思っています。
今回の「宴」にあわせて、200年の歴史と伝統を誇る“榛原(はいばら)”様から、「巻紙」を提供していただけることになりました。サンフランシスコ講和条約の際に当時の吉田茂首相がお使いになった「巻紙」もまた”榛原”様のものであったことは記しておきたいところです。 そこに皆様の連歌を綴っていければこの春の歌による記憶がとどめられることになります。 また、「宴」に際して、私どもIAAD Euro-Japonもささやかですが、多少の飲み物をご用意させていただくつもりです。 どうぞ皆様のご参加をお待ち申し上げる次第です。

  

これからの活動報告をどうぞお楽しみください

 

主催:IAAD Euro-Japon
「詩人達の春の宴」実行委員会 
神田浩一 高藤芳丞 中村陽子 永井ジャンマークス典比古 マイケル・サイモン

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